どうも!きんこま(@KINKOMAcom)です。
今年の夏に友達と富士登山をすることになりました。ぼくは山梨県出身なので、富士山はいつもすぐ近くにある存在でしたが、富士山に登ったことはありませんでした。
というか、登山自体小さい頃親に連れられどこかの山に登った記憶しか無く、全くの登山初心者です。
登山靴も登山用の洋服も持っていないのでゼロからすべてを用意しなければなりません。
富士登山の前に一気に必要なものを揃えるのはなかなか大変なのと、登山を全くわかっていない状態で富士山に登るのは流石に不安なので、練習のために高尾山・陣馬山の縦走をすることにしました!
この記事では登山初心者が富士登山を目標にして、高尾山・陣馬山を登ってみた感想や注意点、必要なものやこれがあればよかったと思ったものなど、登山初心者の目線で解説していきます。
登山初心者が高尾山・陣馬山を登るために購入したもの
まったく登山用品を持っていないのですべてそろえなければなりません。
富士登山が目標なので、富士登山に必要なものを買い揃えれば良いと思ったのですが、それだと高尾山・陣馬山には不必要なものも多く、一気にたくさんのものを買うとなるとお金もかかるので、少しずつ買い揃えることにしました。
購入したもの一覧
- 登山靴
- 登山用靴下
- 帽子
- ユニクロ エアリズムパフォーマンスサポートタイツ
- ユニクロ ブロックテックパーカー
- ユニクロ エアリズムTシャツ
それぞれを解説します。
登山靴はキャラバンの商品を購入
普通の靴では登山はできないので、きちんとしたものを購入しました。
ぼくが購入したのは「キャラバン」という日本のメーカーの登山靴です。
海外メーカーの登山靴に比べ、日本人の足に合うように作られているので履きやすく、値段も比較的安価だったのがこの靴にした決め手です。
試着の際には山用の靴下を履かせてもらい、坂道で足踏みをして自分にあったサイズを選びました。
登山は長時間歩くので、しっかり自分にあったものを選ぶのが重要です。
登山用靴下はテーピング効果のあるものを購入
登山用靴下には色々な種類がありましたが、僕はテーピング効果のあるものを購入しました。
靴下にテーピングのような伸縮するラインがあり、疲れにくくしてくれるものです。
僕が購入したものは、素材の20%は綿でできていますが、足は汗をかきやすいので、水分を吸って外に発散させる機能を持った化学繊維ものが良いとされています。
帽子はハットタイプのものを購入
登山用でない帽子は持っているのでそれを使っても良かったのですが、せっかくなので登山用のハットを購入しました。
帽子は紫外線を防いだり、ケガ防止にも役立つので、登山の際に必要です。
登山用タイツが高かったのでエアリズムパフォーマンスサポートタイツを購入
登山用に膝や腰をサポートしてくれるタイツが売っていたので、足腰に不安のある僕は購入しようとしましたが、1着15,000円程の値段がしたので今回は諦めました。
ユニクロに行ったら1,990円でサポートタイツが売っていたので購入。機能的には全く違うものですが、足をに圧力がかかることで結構を改善させると行った効果があるらしいので念のために購入しました。
防寒と軽い雨対策にユニクロブロックテックパーカーを購入
ユニクロのブロックテックパーカーは外からの水や風は通さないけれど、内側からでる汗などの水分は発散してくれる素材でできたパーカーです。
ゴアテックスと似たような効果があります。
登山は汗をかくので服の中で熱がこもってしまい、体温調節ができなくなってしまいます。
ゴアテックスとまではいきませんが、ユニクロのブロックテックでも効果が期待できると思い購入しました。
ユニクロ エアリズムTシャツの長袖を購入
汗を吸収して乾かしてくれる機能を持ったエアリアズムは登山にも使えると思い購入。
より肌に接している長袖を購入しました。
高尾山・陣馬山を登ったときの服装
上は、「エアリズム」→「Tシャツ」→「パーカー」→「ブロックテックパーカー」と重ね着しています。
下は、「下着」→「サポートタイツ」→「ハーフパンツ」です。
これで正解かどうかはわからないですが、一応はなんとか登山できる服装になったと思います。
Tシャツとパーカー、ハーフパンツは特に登山用のものではなく、普段から来ているものを使用し、カバンは荷物がそこまで多くなかったので、普段使っているショルダーバッグを使いました。
登山当日の流れ
- 7:30 新宿駅集合
- 8:40 藤野駅到着、トイレ行ったり売店で買い出ししたり
- 9:00 タクシーで登山口まで移動、歩いても行ける距離だし、バスも出てるけど混んでいたのでタクシーを使いました。
- 9:30 登山スタート
- 11:10 陣馬山山頂到着、お昼ご飯
- 11:50 陣馬山出発
- 14:30 景信山山頂到着
- 15:00 景信山出発
- 17:00 高尾山山頂到着
- 18:00 ケーブルカーを使って下山
詳しい時間は忘れてしまいましたがこんな感じでした。
登山初心者が高尾山、陣馬山を登ってみた感想
僕は登山は初めてですが、ほとんど毎週土曜日は草野球をしているので、体力的には問題ないだろうと思っていました。
友達と一緒に登ったのですが、友達のやや速いペースにあわせてしまい、はじめはすぐに疲れてしまったので、後にペースをゆっくりにあわせてもらい大丈夫でした。
ゴールデンウィークにいったので、混雑していると思っていましたが、そこまで人は多くなく、ゆったり歩くことができたので良かったです。
途中道に落ちていた丈夫な木を拾って杖代わりにして登っていたのですが、結構楽でストックを購入すればもっと楽に登ることができたと思います。
陣馬山山頂手前の階段が辛くて、一気に体力を消費してしまった気がします。もうすぐ山頂という状況でテンションがアガってしまったことが原因なので、なるべく平常心で登り続けることが大切だと感じました。
その後は景信山に向かったのですが、段々と膝に違和感が出てきてしまいました。
はじめのうちは気のせいだと思って普通に歩いていたのですが、だんだん無視できる痛さじゃなくなってきて、気づいたら膝を曲げるだけで激痛が走るまでになってしまいました。
通常の道であればある区分にはそれほど痛くなかったのですが、階段の上り下りがかなり辛く、高尾山に近づくに連れ階段で整備されている道が多くなり終盤は半歩ずつ階段を進んいました。
元々膝が弱い体質なのできちんと対策していくべきでした。
普段使っているショルダーバッグでの登山で少し不安はありましたが、カバンは問題なかったです。しかし、もう少し荷物が多くなるときちんとしたリュックサックが必要だと感じます。
総合的に見たら、体の調子は悪くなってしまいましたが、陣馬山も景信山もとても良い景色で、道中も自然が沢山あり、かなり心地よくリフレッシュされたのが良かったです。
本格的な登山は初めてでしたが、これからもいろいろな山を登ってみたいと思いました。
買ったほうが良かったと思ったもの
はじめての登山でわからないことだらけだったので、登ってみて必要だとい思ったものが2つかあります。
それは「ストック」と「膝のサポーター」です。
ストックは本格的な登山をするひとが使うものだと思って、購入を検討することすらしませんでしたが、実際に山を登ってみるとストックの重要性を感じました。
厳密に言えば、今回の登山では「丈夫な木の棒」をストック代わりにしていたので、実際の使用感はわかりませんが、絶対的に木の棒より使い心地は良いはずです。
足腰に自信のある人は必要ないかもしれませんが、少しでも不安のある人はストックの購入をおすすめします。
また、僕の場合膝のサポーターを使用するべきでした。
僕は昔から膝の怪我をしやすく、水が溜まっていたこともあります。
最近は調子が良かったので、大丈夫だと慢心してしまい、結局かなりの痛みに耐えながら登ることになってしまいました。
膝に限らずですが、どこか体に不安がある人は慢心せずに、しっかり対策していくようにしましょう。
富士登山に向けてもう一度どこかの山に登ろうと思う
今回の登山は富士登山の練習として行いましたが、この調子ですぐに富士山に登るのはまだ少し不安が残ります。
登山の楽しみ方がわかってきてこれからも色々な山に登ってみたいと思うようになったので、富士登山までに違う山に登ってみようと思います。
ひとまずはストックと膝のサポーターを購入してチャレンジしたいと思います。