どうも!きんこま(@KINKOMAcom)です。
僕が今最も期待しているゲームの一つ「DEATH STRANDING」
小島監督がコナミを退社した後設立した「コジマプロダクション」開発のゲームです。
備忘録も兼ねて既出の情報をまとめたいと思います!
小島監督のコナミ退社からなるべく時系列になっています。
DEATH STRANDINGの対応機種はPS4のみじゃない
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、世界的にも著名なゲームデザイナーである小島秀夫氏が新たに設立するスタジオ「コジマプロダクション」と契約を締結し、本スタジオの第一作目を「プレイステーション 4」(PS4®)向けに家庭用エンタテインメントシステム独占タイトルとして制作することで合意しました。
小島監督はコナミの退社を発表した次の日にはコジプロ設立、SONYとの契約を発表し、新作ゲームをPS4独占タイトルでの制作を発表しました。
動画ではソニー・インタラクティブエンタテイメントの社長アンドリュー・ハウス氏が直々に出演し小島監督とともに報告しています。
それにしても日本語ぺらぺらですごいです!やはり日本の企業ということでその辺は徹底してるのでしょうね。
この日小島監督は以下のツイートを投稿
12/15日をもってコナミとの契約終了となり、今日から新たなるスタートをきることとなりました。今後も"生涯現役"で立ち止まる事なく、可能な限り"物創り"を続けていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2015年12月16日
退社が発表された時はどうなるのかと思いましたが、次の日にこの発表。
我々ファンとしてはとても安心しましたね!
その後海外のインタビューで以下のような受け答えをしています。
Q6. What other platforms will Kojima's first independent title be available on, besides PS4?
(小島監督が独立後最初のタイトルは、PS4以外のどの機種でプレイできますか?)The title is planned to become available on PC (after PS4).
(PS4で発売した後、PCでもプレイ可能になる予定です。)
PCゲーマーにとっては朗報ですね!
おそらくPS4との契約の関係でPC版は遅れての発売ということなのでしょう。
ゲームエンジンはFOXエンジンではなくDESIMAエンジン
2016年のPlayStation Experienceで行われたパネルディスカッションにてゲームエンジンがDECIMAであることが発表されました。
DECIMAエンジンはオランダのゲリラゲームズ開発のゲームエンジン。読み方はデシマ。
出産の女神”デシマ”と江戸時代オランダと貿易のために作られた”出島”の意味が込められている。
昔からのオランダとの関係の深さが伺えますね。
そしてこのDECIMAエンジン、コジマプロダクションも一緒に開発しています!
DSで使用のゲームエンジンは「キルゾーン」や「ホライゾン」で知られるオランダのゲリラゲームズとコラボして共同開発をしています。より強固な絆(ストランド)を築く為、アムステルダムと東京を繋ぐコジマプロダクションの「出島」を創ることにしました。コジプロのアムステルダム分室にどうぞ。 pic.twitter.com/9nDqrA1Z1s
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2016年12月3日
ゲリラゲームズの中に「出島」
なかなか上手いこと言います。
小島監督がオランダのゲリラゲームズを訪れた際、秘密保持契約もしていないのに挨拶の後いきなりエンジンのソースコードを渡されたようです。
このときゲリラゲームズのHermen Hulst氏から「一緒に未来素作りましょう」と言われデスストランディングにDECIMAを採用することに決めたというエピソードもあります。
「テクノロジーと人はセット。この2つの相性が良くないと良い作品は作れない。会った瞬間にゲリラゲームズだと感じた」
とも言っているので、共同開発に至ったのはこうした人とのつながりも重要ポイントなのでしょう。
そしてDECIMAエンジンでコジプロ会議室を再現した画像を監督が投稿してくれました。
12/3のPSXで公開した「DECIMA」エンジン上でのコジプロ内会議室を再現。 pic.twitter.com/rerI1hbccP
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2016年12月12日
ほとんど実写ですね!
FOXエンジン完全に超えてます!
DEATH STRANDINGの開発元はもちろんコジプロ!
コジマプロダクションは2015年12月16日、小島監督がコナミの退社を発表した次の日に設立。
当初メンバーは小島監督、新川洋司氏、今泉健一郎氏、監督の秘書の4人しかいませんでした。
のちに矢野健二氏もコジプロに入社したとヒデチューで発表してましたね。
後はコナミ欧州支店長を務めていた平野真二氏。
そして「ホライゾンゼロドーン」のスペシャルサンクスにはコジプロメンバーの名前がクレジットされているので、そこからメンバーがわかります。
Kenichiro Imaizumi (MGS4/PW/R/V プロデューサー)
Ayako Terashima (Kojima's 秘書)
Aiko Sakamoto (MGS:PW リードプログラマー)
Daizoburo Nakamura (MGSV リードプログラマー)
Yuta Hoshino (MGSV FX エンジニア)
Nozomu Takeuchi (MGSV アート/プログラマー)
Hideki Sasaki (MGS シリーズアートデザイナー/キャラクターモデラー)
Yasuhiro Ikoma (MGS3-V / ZOE2 / PT エフェクトアーティスト)
Ludvig Forssell (MGSV / PT コンポーザー)
Jorge Ken Hashimoto (Kojima's 通訳)
Takaaki Ishikawa (MGSV グラフィックスエンジニア)
Fumito Miyauchi (MGSV フォックスエンジニア / UIプログラマー)
Hiroyuki Nakayama (MGSV サウンドデザイナー)
Akira Inamura (MGSV キャラクターアーティスト)
Kohei Ishiyama (MGSV エフェクトプログラマー)
Makoto Abe (MGSV UIプログラマー)
Kazuya Adachi (MGSV フォックスエンジン テクニカルディレクター)
Satoshi Matsuno (MGS3-V レベルデザイン / アーティスト)
Satoshi Matsuno (MGS3-V プログラミング)
Takayuki Uchida (MGS4-V 環境デザイン / アーティスト)
Hiroaki Arai (MGSV プログラマー / リードテクニカルアーティスト)
引用 http://jin115.com/archives/52168264.html
元コナミのメンバーが続々とコジプロに集結しています!
胸が熱くなりますね!
2015年12月末に小さなスタジオを立ち上げた。最初は4畳半の仮事務所からスタート。当時のメンバーは僕と秘書を含め4人。ネットでは4人で何が出来る?と揶揄された。2016年の5月23日に今の事務所に移った。ただし、会議室や食堂、廊下が完成したのは今年の1月頭。ちょうど1年になる。 pic.twitter.com/ThzS7lThbJ
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2017年5月19日
小島監督のツイートにあるよう今では立派な事務所になっているようです!
DEATH STRANDINGの販売元はソニー
先に紹介した動画で社長のアンドリューハウス氏が語っていたように、ソニーと独占契約を結んでいます。
それについて小島監督はインタビューでこう語っています。
自身が世界市場で知られるようになったのはソニーのおかげ。
それから10数年一緒に仕事をしてきて、お互いが分かり合っている。
他の会社からもオファーが来たが、一番気持ちよく仕事ができるので、ソニーに決めた。
参照 http://www.ign.com/videos/2015/12/16/hideo-kojima-talks-new-studio-edgy-playstation-game-and-the-future
コナミに縛られながら仕事をしていた小島監督。
気持ちよく仕事ができるとのことで、こういった面からもデスストランディングには期待できますね!
キャラクターデザインは新川洋司氏
キャラデザは新川洋司氏が担当しています。
多くのメタルギアシリーズのキャラデザを担当してきた小島監督の盟友です。
コジプロの設立メンバーとして監督とともにコナミから移動してきました!
コジマプロダクションのアイコン「ルーデンス」も新川氏のデザインです。
小島監督は新川氏に「どんな環境にも耐えうるような宇宙服で、シルエットは中世の騎士風で、侍にも見えるようなものを」というなかなか難しいオーダーをし、2人でディスカッションしながらデザインを完成させたようです。
シナリオは小島監督、野島一人氏2人で製作!
小島監督がシナリオに関わるのは当然として、ともうひとりは野島一人氏。
野島一人氏といえば小説版メタルギアソリッドの作者で当初は誰なのかわかっていませんでした。
野島一人=小島秀夫説もあったりで気になっていた方も多いのではないでしょうか?
コジマプロダクションのツイッターでしれっと正体が発表されました。
『デス・ストランディング』のティザーにクレジットされている野島一人、お気づきのかたもいらっしゃるようですが、それはわたしです。よろしくお願いします(矢野健二)
— Kojima Productions (@KojiPro2015) 2016年6月14日
DEATH STRANDINGのタイトルデザインはカイル・クーパー氏
MGS2、MGS3、MGSVのデザインも担当しているカイル・クーパー氏。
他には数多くの映画のタイトルデザインを担当しています。
Wikipediaがわかりやすいです。
→https://ja.wikipedia.org/wiki/カイル・クーパー#.E4.B8.BB.E3.81.AA.E4.BD.9C.E5.93.81
主人公はノーマン・リーダス氏
みなさんもう知っていると思いますがノーマン・リーダス氏です。
小島監督はデスストランディング発表の前にノーマン・リーダス氏に会いに行っています。
ノーマン・リーダスと再会。独立の報告。 pic.twitter.com/7S7Amx0ZFF
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2016年2月16日
サイレントヒルズ開発中止以降初の再会を果たしました。
おそらくここで詳しいやりとりがあったのでしょうね。
そしてその約4ヶ月後の2016年E3のソニーカンファレンスにてデスストランディングが発表され、主人公がノーマン・リーダス氏であることがわかります。
ソニーカンファレンスにて、新作「DEATH STRANDING」を発表しました! pic.twitter.com/C6Rr6xczYu
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2016年6月14日
モーションキャプチャもゲーム内の声もノーマン・リーダス氏自身が担当します。
ノーマン・リーダス氏は自身のインスタグラムにてすごい投稿をしてくれます!
コナミの悔し涙を飲む小島監督の画像です!
完全にコナミに喧嘩を売っています。
この画像自体は加工されたもののようですが、大スター本人がこんな画像を投稿してくれるなんて高まりますね!
DEATH STRANDINGの他出演者
ギレルモ・デル・トロ監督とマッツ・ミケルセン氏が発表されています!
2016年のThe Game Awardsで第2弾ディザー動画が公開されました。
デル・トロ監督は顔などの3Dスキャンのみでモーションや声は別の人が担当すると2016年のPlayStation Experienceで語っています。
サイレントヒルズではともに監督として開発していく予定だった2人ですが、今作ではデル・トロ監督はクリエイティブ面には一切関わっていないようです。
「これは完全に小島さんのゲームです。100%素晴らしいゲームになると思います。ですが、本作はあくまで彼の作品であり、彼のアイディアです。私は彼の手の上で踊る操り人形にすぎません。私の貢献は、彼のアイディアのチアリーダーであること、何時間もスキャンされることに限られています。それだけです」
引用 http://jp.ign.com/kojima-productions-project/10844/news/death-stranding
コジプロ初の作品ということなので慎重になっているのかもしれませんね。
いずれ2人の共同作品もプレイしたいです!
そしてデル・トロ監督もすごいツイートをしてくれます!
FUCK KONAMI https://t.co/YRl5uXQlO6
— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2016年12月2日
「ファックコナミ」
Konami cancelling SH after PT is one of the most moronic things I've ever witnessed.
— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2016年12月2日
「PT、サイレントヒルを中止にしたコナミは私が見た中で最もバカなものだ」
VIVA KOJIMA https://t.co/d6plxsZkU1
— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2016年12月2日
「コジマサン!バンザイ!」
この連続ツイート素晴らしい!
超有名人がここまでやってくれるとスカッとしますね!
マッツ・ミケルセン氏はノーマン・リーダス氏と同じく、モーションも声も担当します。
ヒデチューにマッツミケルセン氏が出演した動画があります。
監督と矢野氏の話から、とても良い人柄が伺えますね!
そして新川洋司氏が似顔絵をプレゼントしてようです!
かっこいい!
DEATH STRANDINGの発売日は?
2016年の東京ゲームショウのソニーブースにて行われた、イベントで小島監督は気になる発言をしています。
Q.ズバリ、発売日はいつですか?
A.言えないけど、発売日は決まっています(小島監督)
無計画ではなく、企画の最初の段階から、発売時期を設定し、その時期から逆算してスケジュールを経てていて、現在もそこに向って進行していると明言。ヒントとして、「(東京)オリンピックより早いですし、もっと言えば映画『AKIRA』の舞台よりより早いです」と小島監督。東京五輪は2020年、『AKIRA』は2019年だが、それよりも早い発売日が設定されているそうだ。
引用 https://www.famitsu.com/news/201609/18116282.html
発売日は決まってるんですね!
僕たちファンはしっかり開発が進むように応援するしかありません!
がんばれ監督!がんばれコジマプロダクション!
その他DEATH STRANDING情報一覧
デスストランディング発表から結構日が経ち色々な情報が出ています!
そんな情報をまとめてみました!
・多くの自由度を持つオープンワールドゲーム
・オンライン対応だが、ほとんどの人が期待するオンラインゲームとは違う
・ホラーゲームではない
・VRには対応しない、
・アクション要素もあるが今までとは違うゲーム性
他にも情報があったら追加していきます!
DEATH STRANDINGの意味は?
デスストランディングとは「座礁」の意味があります。
公開されているトレーラーと合わせて、いろいろ考察ができそうですね。
考察はまた別の記事で書きたいと思います!
12/9 追記 新たなディザー動画が公開されました
2017年のゲームアワードにて新たなディザー動画が公開されました!
なかなかすごい世界観に仕上がっています!
これを見る限り順調に進んでいるように思えますね!
いろいろ妄想や考察が捗りそうです。
まとめ
おそらく徐々に開発が進んでいるだろう「DEATH STRANDING」
早く小島監督のゲームが遊びたい気持ちでいっぱいですが、監督が納得できる最高のゲームが完成するまで僕たちファンは待ちましょう!
小島監督自身も「最新作『デス・ストランディング』は誰も見たこともないような全く新しいゲームであり、自身の最高傑作になる」と発言しています。
妥協したり諦める必要がないから必然的にそうなるとのことです!
メタルギアを超えるゲームはなかなかハードルが高そうですが、小島監督には頑張ってもらいたいですね!