割と高確率で言われるこの言葉。
元バンドマンだから大体あってるんだけど。
今これを言われるとなんかモヤモヤする。
今日はその理由を淡々と語語りたいと思います。
なぜバンドマンと思われるのか
これはすぐに想像がつくのだけど、ズバリ髪型です。
現在の僕の髪型はいわゆるマッシュルームカット。
この人よりは全体的に長いです。
上司(60)「きんこまくん髪の毛おかっぱに切ってゲスの極みみたいだな!」
まさか60歳の口から”ゲスの極み”て単語が出る日がくるるとは2.3年前は思っていなかっただろう。
ありがとうセンテンススプリング。
要するに世間的にはマッシュルームカットはバンドマンがよくする髪型というイメージがあるみたいです。
グーグルの予測変換にキノコ、マッシュとか出てくるくらい強いイメージらしい。
きもいなんて単語も入ってます!
ではなぜマッシュルームカットの僕を見てバンドマンと言われるのが嫌なのか?
理由はただひとつ
マッシュルームカットのバンドマンが好きではないからだ。
なぜマッシュルームカットのバンドマンが好きではないのか?
こ洒落た感じで気取ってるのが嫌です。
前髪長めのキノコカット
こんな髪型のバンドマンライブハウスに行けばいくらでもいます。
誰が先駆けなのかは知らないけど。
個性を売り出しているバンドマンがみんなと同じキノコヘアー
これってなんかおかしいと思う。
個性派のつもりが量産型バンドマンに成り下がっているのに気づいていない人も多いにではないでしょうか?
ただそんな髪型を好むサブカル女子の存在する。
バンド成功のためには女性ファンを多く獲得するのが欠かせないと僕は思う。
そういった意味では僕みたいなおじさん一人に嫌われても10代の女の子に好かれればバンドとしてはとてもお大きなメリットと言える。
ただそういったことを考えてキノコカットにしているバンドマンがいたとしたらそれはそれで好きになれない。
じゃあお前はなんでマッッシュルームカットなんだ?
ここまでキノコカットをディスってきてなんで同じような髪型にしているのかというと、
ズバリ、ビートルズリスペクトです!
バンドマンをやめてプレイヤーから聴き手に変わり、改めてビートルズを聴いてみるととても感動しました。
1960年代からあらゆる人に聴かれ崇拝されてきた彼らの音楽は文字通り神であるのではないでしょうか?
この衝撃を忘れないため、彼らに敬意を払って恐れ多いけれど同じ髪型にさせていただいた、というわけです。
当の本人たちは髪を切るお金がなく、伸びたままの髪型がマッシュルームとなったとも聞いたことがあるけれど。
少し前仕事の取引先の70歳の方に
「お前を見てるとビートルズを思い出すな」
と言われたことがありました。
話を聞くとビートルズの日本武道館公演に行ったらしいです!
まさかそんな話が聞けるとは思わなかったです。
マッシュルームカットにしててよかった!
これからもマッシュルームカットであり続けたい
僕は近所の美容室に大体2ヶ月に1度は行くようにしています。
毎回美容師さんの指名はしないでその日空いてる人に切ってもらうので、ほとんど毎回違う人に切ってもらっています。
3月に美容室に行った時の担当してくれた方が言っていたことが印象的でした。
「大体男性は基本同じ髪型でサイドを刈り上げるか、トップをの長さをどうするかくらいの差しかないから実際切っていて退屈」
「たまにきんこまさんみたいにこだわりのある髪型に仕上げる時は気合が入るし楽しい」
このようなことを話していました。
雑に切っているということはないと思うけれど美容師さんもどちらかというとアーティスト的な職業だと思うからそういった気持ちになるのだとおもいました。
僕としては純粋にビートルズリスペクトの意味を込めてマッシュルームカットにしていただけだけど。
僕の髪型だけで一人の美容師さんを少しでも楽しませることがでっきたのは事実です。
やはりビートルズは神
変なバンドマンと同列に捉えられることは少し癪だけど、少しでもビートルズに近づけるよう髪型くらいは同じにしていきたいと思います。