どうも元バンドマンのきんこま(@KINKOMAcom)です。
僕は昔、結構真面目にバンド活動をしていました。
担当楽器はギターで、8本のギターを所有していましたが、この度9本目のギターを購入しました!
タイトルの通りYAMAHAから発売されているサイレントギターです。
しばらく弾いてみたのでレビューしたいと思います!
購入しようか迷っている人は参考にしてみてください。
そもそもサイレントギターとは?
サイレントギターを知らないと言う人のために簡単に解説します。
サイレントギターとは、名前から想像できる通り、とても静かなギターです。
通常アコースティックギターはボディに空間があり、音を響かせることで鳴らします。
弾いたことがある人はわかると思いますが、この音(いわゆる生音)がなかなか大きく、日中に弾いても近所迷惑になりかねない音量です。
それに対しサイレントギターは生音がかなり小さいです!
音を響かせる空洞が無いので当然です。
ではどうやってちゃんとした音を出すのかというと、本体にヘッドホンをつなげることで音を出すことができます。
これなら夜間でも近所迷惑にを気にしないでガンガン弾くことができますね。
もちろんアンプに繋いで音を出すこともできるし、ライブ使用時はPAにそのままつなげることもできます!
練習用というわけではなく、本格的に使用もできるギターです。
スチール弦仕様のSGL200Sを購入
YAMAHAサイレントギターには大きく2種類があり、スチール弦のいわゆるアコギタイプと、ナイロン弦のガットタイプがあります。
僕はスチール弦のアコギタイプを購入しました。
現行品の品番はSGL200S、SGL200N、SGL200NWの3種類があり、SGL200Sがアコギタイプで他2品番がガットタイプです。
弾き心地は完全にアコギ
見た目はなかなかの奇抜さがありますが、弾き心地は完全にアコギです!
ボディがほとんど無く、本体重量も2.1kgと、とても軽いので始めは少し違和感がありましだが、ネックと弦はアコギ仕様なので慣れてしまうと完全にアコギのような感じです。
ネックは細めなので、エレキギターを弾いていた人も違和感なく使用できると思います。
出力はヘッドホンかアンプ、ライブならPA直でもOK
僕は日中弾くときはアンプに繋ぎ、夜間に弾くときはヘッドホンを繋いでいます。
アンプはエレキギター用のアンプも使用できますが、YAMAHA公式ではTHR5Aと言うエレアコ用のアンプを推奨しています。
サイレントギターにはエレキギターと違いエレアコなどに使用されるピエゾピックアップが載っているので、ピエゾ用のアンプを推奨してるというわけです。
ちなみに僕はVOXのmini3と言うエレキギター用の練習用小型アンプを使用しています。
本格的な音質を求めているわけでは無いので十分です。
既にアンプを持っている人はこだわりがない限り、サイレントギター用のアンプを買う必要は無いと思います。
ヘッドホンは本体コントロール部分に一般的な3.5ミリのジャックが付いているので、普段使っているヘッドホンやイヤホンを使用できると思います。
僕はゲームのボイスチャットをするために買ったヘッドセットを使用しています。
ライブで使用する場合はアンプに出力して音を拾う方法でも使用できますが、PA直でも使用できるらしいです!
肝心な音質は申し分なく、生音はエレキギターと同じくらい
音質はかなりいいです!
何も言われずに録音された音を聞けば普通のアコギだと勘違いしてしまうと思います。
なぜそこまで音がいいのかというと、ピックアップに「SRTパワードピックアップ」と言う新システムが使用されていて、ボディが無いサイレントギターでも、ボディが響いているかのようなサウンドを表現できるからです。
さらにSRTパワードピックアップとピエゾピックアップの音を好きな割合でブレンドできるし、低音、高音も調整できるので、好みの音に近づけることができます!
音質で購入を悩んでいるのであればほとんど心配いりません。
生音はエレキギターをアンプに繋がずに弾いてる時と同じくらいです。
アパート暮らしでも日中は騒音を気にすることなく使用できます。
本体上部は取り外し可能でコンパクトに収納、運搬ができる
普通のギターでは考えられませんが、片側を取り外すことができます!
専用ケースは取り外した状態でしまえるので、使用しないときはコンパクトに収納できるし、そのまま外に持ち出すこともできます。
取り外し方はとても簡単で、ストラップをつけるピンの部分を回すことでロックが解除され、力を入れることなく取り外しが可能となっています。
見た目の通り、本体重量もなかなか軽いので運搬もかなり楽です。
地味だけど便利なポイント
チューナー機能付き
昔のモデルにはありませんが、SGL200シリーズにはコントロール部分に液晶があり、チューニングをすることができます!
もともとギターを弾いている人はチューナーのひとつやふたつくらい持っていると思いますが、本体についていると地味に便利です。
僕はソロギターを練習しているのですが、変則チューニングの曲が多く、曲ごとにチューニングを変えるのに重宝しています。
単三電池で動く
昔のモデルは9vの電池(エフェクターで使うやつ)が必要でしたが、SGL200シリーズは単三電池で動きます!
単三電池なら万が一切れたときも家にありそうですよね。
僕はAmazonで購入できる充電池を日常で使っているので電池に関してはノンストレスで利用できています。
僕的にはサイレントギターとてもおすすめです!
僕は昔からエレキギターを弾いていましたが、趣味でアコギが弾きたくなり、購入を検討しました。
僕がアコギに求めていた条件は以下の2つ
・弾きやすいかどうか
・値段は15万円以下
一応エレキギターは10年以上の経験があるし、音の良し悪しは多少わかるので初心者モデルは除外、予算の関係で15万円以下で探すことにしました。
しかし、冷静に考えるとアパート暮らしの僕はアコギを弾くことは騒音的にできないと判断しました。
そんなとき、兼ねてから存在は知っていましたが、特に意識していなかったサイレントギターのことを思い出しました。
試奏する前は、「普通のアコギが欲しかったのに、サイレントギターで満足できるのか?」という心配がありましたが、いざ試奏してみると、思いのほかアコギだったので衝撃でした。
値段は7万円弱くらいですが、サイレントギター自体種類があるわけでは無いので、高いのか安いのか判断できずその場で購入はせずに悩みました。
その後も何度か楽器屋さんへ行き試奏させてもらいましたが、行くたびにサイレントギターが欲しくなってる自分がいました!
何度も試奏する事で気づいたことは「個体差があまり無い」ことです。
通常ギターを買う時は試奏してしっくりくるか、鳴りはどんな感じかなど同じ種類でも個体差があり、きちんと試奏して判断する必要があります。
サイレントギターはボディが無いので鳴りは変わらないし、ネックの握り心地もそんなに変わらないと思いました。
と言うわけで、楽器屋さんには申し訳ないですが、Amazonで購入!
店で買うと7万円以上しますが、Amazonだと6万2千円ほどで購入できました。
15万円の予算から半額以下の値段で購入できたので結果的には良かったです。
サイレントギター唯一のデメリット
ここまでベタ褒めしてきたサイレントギターですが、ひとつだけデメリットがあります。
それは「パーカッシブな使い方ができない」ということです。
僕はソロギターを練習しているのですが、ボディを叩いてリズムをとるプレイスタイルがあります。
このような演奏はボディが無いサイレントギターではできませんよね。
こればかりは仕方ないので諦めるしか無いです。
どうしてもこういうプレイがしたいのであれば普通のアコギを買うしかありません。
僕はこのデメリットも仕方ないと思えるくらいのメリットを感じたので購入に踏み切りました!
サイレントギターを中古で買う場合品番に注意
今回紹介したサイレントギターはSGL200Sと言う品番のものです。
中古で探してるとSGL100番台のものも販売されていますが、1つ前のモデルの物です。
昔のモデルのモデルの分、価格はそれなりに安くなっています。
現行品と比べると旧モデルは
・SRTパワードピックアップが搭載されていない
・チューナーが搭載されていない
・単三電池で動かない
以上の違いがあります。
現行品の方が確実に性能が上がっているので、現行品をおすすめしますが、上記の機能がいらない場合は、安価な旧モデルでもいいかもしれません。
ギター初心者の初めての1本にもおすすめです
ギター経験者の人が弾けばわかると思うのですが、ネックも細めだし、ボディは見ての通り薄いので、結構弾きやすいです。
これからギターを始めようと思っている初心者の人にもおすすめできます。
しかし、ギター初心者の人が自力でこのギターにたどり着くことはほとんどないですよね。
これからは周りにギターを始めようとしている人がいたら、選択肢の1つとしてサイレントギターを勧めたいと思います!
これを読んでるあなたの周りにもそんな人がいたら勧めてみてください!
説明書、ストラップ、ロッド調整用のレンチ、単三電池、イヤホン
これらが付属品としてついてくるので、購入したその日から弾くことができます!
どうしても予算が合わない場合は類似品のARIA製サイレントギター(シンソニード)もアリ?
YAMAHAサイレントギターは新品で6万2千円程(僕がAmazonで購入した金額)で購入できますが、それでも高くて購入できないという人もいると思います。
そんな人はARIAから発売されているサイレントギターを検討するのもいいかもしれません。
正確に言うとアリアから発売されているのはシンソニードという商品名です。
見た目はYAMAHAのサイレントギターと似ていますが、最大の違いはペグがボディの下側にあることですね。
このアリアのシンソニードは新品でも40000円以下で購入することができます!
もちろん細かい性能ではYAMAHAのサイレントギターには劣りますが、かなり安価なので予算の都合がつかない人は検討してみるのもいいかもしれません。
YAMAHAサイレントギターの評価は?
個人的には買い一択のサイレントギターですが、Twitterではどんな反応があるのか調べてみました。
良い意見
ギターを家で弾くのにミュートをつけてもいいけど、サイレントギターはオススメ。軽くて薄いので手軽だし、直でもエレキの直よりは音量が出るので音がちゃんと聞こえる(勿論イヤホンも繋げられる)から気楽。 https://t.co/eqf6izXal6 #ヤマハ #ギター
— えび@DL販売中 (@ebiebirinrin) 2018年3月26日
サイレントギター持ってたけど音量本当にエレキ生音と変わらない。
あくまでもアコにこだわる人向けです。
騒音を気にするだけなら安いエレキの方が安い。— お米とタバコが好きです。 (@haijin2gou) 2018年3月25日
やはり弾きやすさと、生音に関しては良い意見がありますね。
悪い意見
ヤマハのサイレントギター試奏したことあったけどジャカジャカコードかき鳴らすには微妙な感じだった。それとも音作り詰めれば違うんだろか。
— ロクゲン@みちのく (@LoserRG) 2017年5月30日
サイレントギター微妙~~~に弦高が高いな…ソロギターを弾くならもう少し下げたい感じ……でも前マーティンでサドル削り失敗したから自分でやるのは怖い…
— 見習い雑兵 (@zouhyou) 2016年1月16日
音質や、弾き心地が気になる人もいるようです。
この辺りはきちんと試奏して確かめるべきですね。
—
良い意見と悪い意見を挙げてみましたが、全体的には良い意見のほうが多い印象を受けました。
また、既にサイレントギターの魅力に気づき、欲している人もたくさんいました。
まとめ
サイレントギターは自信を持っておすすめできる商品です。
楽器は本来、楽器屋さんで試奏してから買うべきですが、このサイレントギターは個体差があまりないと思うので、ネットで購入するのもアリです!
ネットのが安く購入できるし、配達してもらえるので忙しい人も安心です。
僕はAmazonで購入しましたが、楽天では中古品も出品されてたりするので、自分に合ったものを見つけてください!
Amazonを利用する場合は「Amazonプライム会員」に加入することを強くおすすめします!
詳しくは「Amazonで買い物するなら絶対プライム会員になった方がお得です!」こちらの記事を参考にしてみてください!