どうも!きんこま(@KINKOMAcom)です。
PS4は2017年8月に6293万台もの台数を売り上げ、2017年中に7800万台までに達する見込みがあると言われているかなり売れているゲームハードです。
PS4は2013年に発売され、現在に至るまでに大き分けて4種類のモデルが存在しているので、初めて購入する人には少し分かりにくいですよね?
これからPS4を購入しようとしている人のために、ゲーマーの僕が正しいPS4の選び方を解説したいと思います!
PS4本体の選び方は値段優先かスペック優先か
初めに今市場に出回っている4種類のPS4について解説します。
①CUH-1000系統
定価39,980円。
2013年に一番初めに発売されたPS4。特徴は、電源スイッチとイジェクトスイッチが静電気式のタッチセンサー方式となっています。
HDD容量は500GBのみです。
②CUH-1200系統
PlayStation 4 ジェット・ブラック (CUH-1200AB01)【メーカー生産終了】
定価34,980円
2015年に発売された2代目PS4。初代と比べ消費電力が落ち、軽量化され、値下げもされた進化版。電源スイッチとイジェクトスイッチが物理ボタン方式に変わりました。
HDD容量は500GBと1TBがあります。
③CUH-2000系統
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2100AB01)
定価29,980円
2016年に発売された3代目PS4、いわゆるPS4スリム(slim)。2代目と比べ、小型化、軽量化され、筐体デザインも大幅に変わり、値段も安くなりました。
HDD容量は500GBと1TBがあります。
④CUH-7000系統(Pro)
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7100BB01)
定価39,980円
2016年に発売された4代目PS4でPS4 Proとよばれているものです。主にグラフィック面のスペックが向上していて現時点で最強のPS4です。その分値段も大分高くなっています。
2018年10月に値下げが発表され44,980円から5,000円安くなりました。
それに伴ってか、2018年11月に容量が倍になった2TBモデルが44,980円で販売され、1TBと2TBから選べるようになりました。
この4種類の中から選んでいくわけですが、①と②はすでに生産終了しているので、新品購入を検討している場合は③のPS4スリム(slim)か④のPS4 Proどちらかということになります。
さらに、PS4スリム(slim)を選ぶ場合は、HDD容量を500GBか1TB、PS4Proの場合は1TBか2TB、どちらか選ぶ必要があります。
簡単に言うと安く済ませたいならPS4スリム(slim)、より良い環境でプレイしたいならPS4 Proということです。
とはいっても、きちんと理解した上で購入したいですよね?
次にPS4スリム(slim)とPS4 Proの詳しい違いを解説していきます。
PS4スリム(slim)とPS4 Proの違い
まずは外観、重量の違いを確認してみます。
引用:https://www.jp.playstation.com/blog/detail/4653/20170302-ps4pro.html
PS4 Pro 約295mm×55mm×327mm(幅×高さ×奥行き)重量3.3kg
PS4スリム 約265mm×39mm×288 mm(幅×高さ×奥行き)重量2.1kg
PS4 Proの方が大きくて重いことがわかります。
据え置き機なので設置してしまえばあまり気になることはないと思うので、選ぶ際に重要なのは値段とスペックです。
PS4スリム(slim)は安い分通常スペック、PS4 Proは高い分高スペック。
↑でも記載しましたが、PS4スリム(slim)の値段は29,980円、PS4 Proは39,980円。
値段の差は10,000円もあります!
PS4に39,980円も払えない!という人はPS4スリム(slim)一択です。
10,000円多い値段を払ってまで、PS4 Proのスペックが必要かどうか判断する必要があります。
PS4 Proを選ぶ主なメリットをまとめました。
PS4 Proを選ぶメリット
メリット1 映像の綺麗さ
PS4スリム(slim)とPS4 Proを比べると、PS4 Proの方がGPUというグラフィック面を司るチップの性能が格段に上がっています。
PS4スリム(slim)の性能値は1.84TFLOPS(テラフロップス)、PS4 Proの性能値は4.20TFLOPSで、2倍以上の数値になっていることがわかります。
ちなみにニンテンドースイッチは1TFLOPS程度、Xbox Oneは1.31TFLOPS、PS3は218GFLOPS(ギガフロップス)。
詳しいことはわからなくても、数値の差を見るとすごいことがわかりますよね。
格段に高いグラフィック性能のおかげで、PS4 Proは4K画質でゲームをプレイすることが可能になります!
4Kについては「【4K?HDR?】今更聞けない?テレビ購入の際チェックするべき項目【RGB?RGBW?】」この記事で解説してあります。
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【4K?HDR?】今更聞けない?テレビ購入の際チェックするべき項目【RGB?RGBW?】
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4K画質でゲームをプレイするためには、4Kに対応したテレビを使う必要があります。4Kテレビを持っていない人は4K画質でのプレイはできないので注意してください。
4Kテレビはこれからどんどん普及していくはずなので、それを見越してPS4 Proを選ぶという手もありますね。
しかし、4Kテレビを持っていない人はPS4 Proの恩恵を受けられないのかというと、そういうわけでもありません。
PS4 ProにはフルHD以下の解像度のコンテンツを、フルHDに変換する機能があるので、4Kテレビを持っていなくても高画質でコンテンツを楽しむことができます!
さらに、4Kテレビじゃなくても高フレームレートで安定するので、格闘ゲームやFPSなどのシビアな判定が求められるゲームを真剣にプレイしたいと思っているのであればPS4 Proの方が快適にプレイできます。
フレームレートとは1秒間に表示される画像の数です。この数値が高いと動画がヌルヌル動きます。
引用:https://www.jp.playstation.com/blog/detail/4653/20170302-ps4pro.html
メリット2 PSVRの高画質化
PS4 Proではその圧倒的なスペックを活かして、PSVRを高画質で楽しむことができます。
PS4スリム(slim)でも、十分に没入感を得ることはできますが、PS4 Proでは高画質化されるため、さらに高い没入感を得ることができます!
PSVRに興味のある人はかなり魅力的です。
PSVRをプレイするためには、PS4本体とPSVRをUSBケーブルでつなぐ必要がありますが、PS4スリム(slim)の場合、背面のUSBポートが足りないため、前面にケーブルを繋ぐ必要があり、あまりスマートではありません。
PS4 Proの場合は、背面にUSBポートがあるため配線がスッキリします!
地味なことかもしれませんが、PSVRは配線が多いので結構魅力的です。
メリット3 リモートプレイが高画質でプレイ可能
PS4にはリモートプレイという、PS4とPSVita、またはPS4とPCをネットワークで接続することによって、離れたところにあるPS4に接続し、PSVita上、またはPC上でPS4のゲームをプレイすることができる機能です。
このリモートプレイでゲームをプレイする場合、PS4スリム(slim)ではハイビジョン画質ですが、PS4 Proの場合はフルハイビジョン画質でプレイすることが可能になります!
PS4スリム(slim)とPS4 Proの違いまとめ
これからPS4を購入したいと思っている人は以上のことに注目して選ぶといいでしょう!
個人的には「ゲーマー向けにより快適にプレイするためにグレードアップされたものがPS4 Pro」と言った印象です。
PS4 Proの方が高性能でメリットがありますが、その分10,000円高い値段を払ってまで欲しいのか?ということを考えて購入してください!
容量は500GBと1TB、2TBどれを選ぶ?
PS4スリム(slim)を買う場合は500GBと1TBの2種類から、PS4Proの場合は1TBと2TBから選ぶ必要があります。
容量は多いに越したことはないですが、その分値段も5,000円ほど高くなっているので悩みどころです。
PS4Proの場合、1TB増えても5,000円上がるだけなので若干お得感があります。
最近のゲームはパッケージ版とダウンロード版の2種類の販売形態がります。
パッケージ版とはゲーム屋さんで売っているソフトを購入しプレイする形態。ダウンロード版は「PS Store」からダウンロード購入してプレイする形態です。
パッケージ版かダウンロード版、どちらを購入するかはそれぞれのメリットや個人的な好みもあるので好きなように選んで問題ありません。
よく言われているのは「ダウンロード版でソフトを購入する場合は、本体容量が圧迫されるので1TBを購入した方がいい」とうもの。
これは間違いです!!
パッケージ版のソフトを購入しても、PS4にインストールされるので容量は圧迫されます。
ゲーム1本の容量は大体10GB〜40GBくらいです。
仮にゲーム1本の容量を20GBだとすると、500GBのPS4にインストールできるゲームソフトは25本、と言いたいところですが、そういうわけではありません。
HDDすべての容量をゲームのデータに使用できるわけではなく、PS4のシステムに約100GB使用しなくてはならないので、実質ゲームに使える容量は約400GBということになります。
20GBのゲームであれば20本インストールすることができるというわけです。
以上を踏まえた上で本体容量をどう選ぶべきか解説していきます。
データ管理が面倒くさくなければ500GBで足りる
パッケージ版もダウンロード版もどちらも容量を圧迫するので、いろいろなゲームをプレイしていくうちにいずれは上限に達してしまいます。
本体容量が足りない状態で、新しくゲームをプレイしようすると「容量が足りないからインストールできない」という旨のメッセージが表示され、手動でゲームのデータを削除しなければなりません。
ゲームデータを削除すること自体そこまで面倒臭い作業ではないですが「新しいゲームを購入してすぐにプレイしたい」という状況で、容量が足りないとなるとなかなかストレスを感じます。
ゲームデータの管理がしっかりできるのであれば500GBでも問題なくゲームを楽しむことができます。
1TBあればその手間が省けるので、5,000円高い値段を払って手間を省く価値がるのか考えましょう。
外付HDD、内蔵HDD換装で容量を増やせる
もし容量が足りなくなってしまった場合はデータ削除で空き容量を増やすほかに、外付HDD、内蔵HDDの換装で容量を増やすこともできます。
外付HDDは、USB3.0以上で250GB〜8TB以下の容量の物を利用することができます。
ここでは解説は省きますが、簡単な設定をすることで内蔵HDDと同じように利用することができます。
内蔵HDDの換装は、少し高度な作業になるので「どうしても容量が必要になった時は増やすこともできる」くらいに思っておきましょう。
500GBと1TB、2TBどれを選ぶべきかまとめ
容量は多いほうがいいですが、個人的には500GBで十分だと思います。もし足りなくなっても削除したり、外付HDDで簡単に増やすことができますしね。
PS4Proでも1TBあれば十分です。
値段の差は5,000円なので、データ管理の手間を5,000円で買う価値があるのか考えて購入しましょう!
とにかく安く購入したい人は中古購入もアリかも
PS4は欲しいけれど、どうしてもお金をかけられない人は中古で購入するのもアリです。
しかし、前所有者がどんな使い方をしていたかわからないため、できるだけ中古品は避けたいところです。
値段はヤフオクなどでは、PS4スリム(slim)が20000円〜25000円程、旧型のCUH-1200であれば16000円〜23000円程で購入することができますが、少し高くついても、中古ゲームショップで購入することをお勧めします。
ゲームショップであれば、きちんと手入れをされてから販売されているので、ヤフオクなどの個人売買よりは”はずれ”を引く可能性は格段に低くなります。
さらに旧型のCUH-1000とCUH-1100は相場価格は安くなりますが、個人的にはあまりおすすめできません。
その理由は「ピピピ問題」にあります。
ゲームをプレイしている途中や、電源を切った状態でも、突然本体から「ピピピ」という音がなり、ディスクが排出されてしまう問題です。
「ピピピ問題」とはふざけた名前ですが、かなり致命的な問題です。
↑でも少し書きましたが、CUH-1000系統は電源スイッチとイジェクトスイッチが静電気式のタッチ方式となっています。
なんらかの原因で触ってもいないのに静電気に反応して勝手にディスクが排出されてしまうというわけです。
しかも一度発生すると連続でイジェクト動作が続くので電源を切るしかなくなります。
ソニー公式もこの不具合を認め、対策方法を公開しましたが、その対策方法とは「電源プラグを抜いて放置する」というもの。
根本的な解決方法ではありませんよね?
そのため2代目PS4のCUH-1200では電源スイッチとイジェクトスイッチが物理方式に変更されました。
というわけで、どんなに安い値段でもCUH-1000系統のPS4の購入はおすすめしません!
どうしても中古購入するのであれば、スイッチが物理方式に変わったCUH−1200系統か、PS4スリム(slim)の中古品をできれば中古ゲームショップで購入するようにしましょう!
タイプ別おすすめPS4
ここまで解説してきたことを踏まえてどんな人にどのPS4がおすすめかまとめました。
・値段は関係なく、とにかく最高スペックでゲームをプレイしたい人
・4Kテレビを所有、または購入予定で、高画質でゲームをプレイしたい人
・PSVRを最高の環境でプレイしたいと思っている人
以上に当てはまる人はPS4 Proがおすすめです!
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7100BB01)
さらに2TBのHDD容量で余裕を持ってプレイしたいのであれば2TBモデルがいいでしょう。
・気軽にPS4のゲームを楽しみたい人
・よりコンパクトなPS4が欲しい人
・とりあえずPS4のゲームをプレイしたいという人
以上に当てはまり、データ管理の手間を軽くしたい人は1TB、
PlayStation 4 ジェット・ブラック 1TB (CUH-2100BB01)
データ管理の手間は諦めて少しでも安価なものが欲しいなら500GBがおすすめです!
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2100AB01)
・PS4は欲しいけれど、とにかく安価で購入したいという人
3代目PS4(型番CUH-1200)の中古、または、PS4スリム(slim)500GBの中古購入がおすすめです!
PlayStation 4 ジェット・ブラック (CUH-1200AB01)【メーカー生産終了】
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詳しくは「Amazonで買い物するなら絶対プライム会員になった方がお得です!」こちらの記事を参考にしてみてください!
まとめ
ゲームは子供が遊ぶものという印象が世間にはあると思いますが、大人がプレイしても十分楽しめるゲームは沢山あります!
社会人生活をしていると、まだ「趣味はゲームです」と堂々と言える世の中ではないと感じますが、好きなものを好きと言えないのならそれは世界の方が間違っていると思います!
小説や映画などから得られる感動とは違った感動体験ができるので、大人の趣味としてもゲームはとてもおすすめです!
もし、子供に購入をせびられているお父さん、お母さんがいたら、購入してあげた後、ぜひ自らもプレイしてみてください!
「PS4、PSVitaで遊べるレトロゲーム風おすすめドット絵ゲーム!」こちらの記事で昔ながらのドット絵ゲームを紹介しているので、PS4を購入した際は参考にしてみてください!
PS4を購入したら遊びたいおすすめゲームを「ゲーマーが選ぶPS4を買ったらプレイしたいおすすめゲーム【マイナーから有名ゲームまで】」こちらの記事にまとめました!どんなゲームをプレイするか悩んでいる人におすすめです!